痛みを抱えて来る人にセラピーはしません。なぜアレクサンダーテクニークは役立つのでしょうか？

 教育　ボディシンキング（BodyThinking)

みなさん、こんにちは。ボディ・チャンス代表の ジェレミーです。

アレクサンダーが自分自身を変えていった独自の経験に基づきながら、変化を探求するのがボディ・シンキング講座でもあります。

痛みから可能性へと向かうにはどのようにすればよいのでしょうか？

あなたの知性を使って夢を実現させる方法とは？

身体的な痛みは、痛みであることは確かなのですが、それ以上のものであると考えています。人はストレスを抱えています。姿勢を心配したり、呼吸を気にしたり、美しく見せたいと必死になったり、自信を持ちたいと思ったりしますが、これらすべてがあなたの痛みの原因となりえます。アレクサンダーの物語は、人生変えて行く方法や、自信をつけ、自然な美しさを取り戻す方法を教えてくれるでしょう。普段感じている痛みなしでしたいことをする能力を身につける方法を理解していきましょう。

ボディチャンスのオフィスに、こんな質問が寄せられました「ジェレミーは手を使って教えないのですか？」思わずほくそ笑んでしまいました。これに関しての種明かしです。

オーストラリアの筋肉骨格の医者のグループに向けて、ワークを紹介する機会がありました。わたしは彼らにどのように説明するのが良いかを考えていました。はっきりと分かってもらいたい、という願いでいっぱいでした。スクリーンに大きなサインを載せました。

わたしたちは、セラピーはしません。

患者を治療することもしません。

その次にこう話します。

「ですが、わたしたちのところに来る人は痛みを抱えています。来るひとは、痛みを賢明な方法で解放することを求めています。ボディチャンスに改善を求めて来るのです。そして彼らは実際に改善されるのです。以前より良くなる、ということ以上のことが起こるのですーすばらしいひとになるのです！　これが治療ではないとどうして言えるのでしょうか？セラピーでないという理由は？　これが本当ではないとしたら、ボディ・チャンスのワークはいったいどんなものであると言えるのでしょうか？」

この時点でスクリーンには次の一語が現れるようにされています。

教育

スクリーンからその言葉が消え、知性的な顔をしたひとが現れます。このひとは、学習のプロセスのなかで楽に動く方法や、痛みを自分で作り出していたことに気づき、痛みを作り出す行為をやめる方法を見せてくれます。

東京と大阪で初めての方に授業をするに当たってわくわくしているのはこのためです。参加者のみなさんは、予想外の展開に少しびっくりされることでしょう。自分の知性を使えば、人生を変えることができることをデモンストレーションしていきます。アレクサンダーは人生を変えました。彼は先生の手に頼ったことがなかったのです！

触れられるのは、心地のよいことです。とても魅力的であることは分かっています。しかし、触れられたことによってあなた自身は本当に自分の知性を使っているでしょうか？　わたしは、ひとを触発することによって自らを触発します。わたしの先生のマージは、それをシンプルに説明しました。彼女はどのように考えるかを生徒さんに理解してもらいたがっていました。そして、常に新しい経験をさせようとしていました。このワークショップでは、わたしは通常のアレクサンダーレッスンのように手を使って教えることはしません。みなさんが自分の知性を使って解決するように導いて行きます。

ヘンリー・フォードは言いました「意識的精神を働かせるということは最もハードな仕事だ。それをしているひとはめったにいないのはそのためだ」もっともすばらしい手は、正確さ、明晰さ、よい意図をもって生徒さんに話しかけ、意識的精神に働きかけることだと思っています。この実験がうまく行くかは、ワークショップに来ていただければ分かります。

わたしが手を使うかどうかを気にしておられる方にぜひ来ていただきたいと思います。わたしは手を使いません。わたしたちが本当に必要としているものは自分の中に既に持っているということを理解していただきたいと思っているからです。この理解が起こるのは、ジェレミーの手についていったからでも、アレクサンダーの発見やボディチャンスのお陰で起こるのでもないのです。それは、あなたから始まるのです。あなたがすでに持っているものです！マージはこう言ったものです。

「あなたが得ようとしているものは、ずっとしがみついてきたものを無くした状態なのです。」

ボディチャンスのプロコース・教師養成コース、入門クラスに来ていただく方は、美しいものを得られることでしょう！

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