BodyChanceで学んだことで一番初めに役立ったことは、腰痛の改善でした。
体験レッスンに申し込んだのは、夏のことだったと覚えています。
腰に巻いたコルセットが暑かったのを覚えています。
年齢は30歳を少し過ぎた頃でした。
学生の頃は、運動部の時もあったし、バンドもしてたし、身体を動かすことも割と好きなのに30代で腰痛に悩まされていることで自分がおじさんになったことを実感していました。
どんなことをするのだろう?とレッスンに参加すると、
「どんなことに興味があって参加したのですか?」と質問されました。]
「私は腰が痛くて、なんとかならないかと思い参加しました。」と答えました。
すると先生が、「実際にどんな場面でのことかやって見せてくれませんか?」言いました。
そこで、私は身体を屈めることが辛かったので、椅子に座り、床に落ちたペンを拾うことを見てもらいました。
先生は私の様子を見た後に、少し考えているようでした。
腰にマッサージか何かをするのかな?と思っていると、先生は、頭と動きについての話を始めました。大まかに言うと、頭の動きに身体がついて行ったらどうでしょう?という提案でした。
言葉は理解できたけれど、実際にはどういうことなのだろう?と思っていたところ、実際にやってみましょうと先生が促しました。先生が動きをサポートするように手でガイドしてくれたように感じました。
ペンを拾い終わってから「あれっ?何かが変だ」と思いました。
考えてみると、
腰のことが気にならなかったことが変だと感じた
のでした。
それで私は「そうか!いつもは痛い腰のことばかり考えて動いていたのだな」と思いました。
代わりに頭と身体全体のことを考えて動くと動き変わり、腰が平気になることを感じました。
その日、久しぶりに電車の揺れを怖いと思わず帰宅しました。
BodyChanceに通い3ヶ月ほどして私のコルセットは役目を終えました。夏の終わりとともにゴミ箱へと廃棄しました。
目時重孝(30代、元・ITエンジニア)